PHOTOLOG

EDAPHOTO

写真を残すということは一体何のためなのか、まだ答えは確立しないけれども

Keita Asuka
South Shimabara

昨年末にご依頼を頂いた。

長崎の田舎なんですけどもお…ということで

そんなこと私にとっては何ら問題ではなく「はい、喜んで!」と二つ返事の私。

いざ当日大阪から向かってみると、片道7〜8時間?あれこんなに遠かったっけ?

でも現地に到着するまで実際にそれだけかかり

「田舎」という言葉に嘘がなかったんやなあと道中面白くなっていた私。

しかしながら田舎といって侮るなかれ。

そこにいる人が皆様とても大らか朗らか和やかにこやかで

ぴたりと当てはまる言葉がなかなか見つからないくらいあったかくて優しい。

え、本州から離れるとこんなに違うの?大阪もええ人ばっかりやのに。

いやでも本当桁違いの人間性で、日本人がみんな島原人と同じなら国内GDPとか

就業率とかなんかそういう経済的数字もいくらか改善するんちゃうかってくらい。

私はこの日、そういう為人を損なわないように写真を撮りたいなと思った。

そして巡るロケ地が全ておふたりにゆかりのある場所。

本当素晴らしい一日やったので、是非同じ気持ちを味わってほしい。