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EDAPHOTO

コロナ禍においてホットな家族結婚式は、そもそも以前から素敵やったよねって話

Kouta Momika Kotoki
Awajishima

この日行われたご家族パーティは、なんとなんとほぼ全部自分たちの手作り。

プランナーさんがいません、さらには会場スタッフもいません。

出迎えてくれたのは新郎本人で、司会は友人、ケーキは母ちゃん、新婦のお支度はおばさんが担当。

外部の人間が入るのは写真の私と食事のご用意のみで、食事も最初に運んでもらうだけで、

おじいさんが燻製したお肉を料理人のおじさんが捌いたり、みんなでお酒を注いだりと、なんせ色々セルフ。

たまたま色々できる人が親族にたくさんいたからできた、ってのもあるかもしれないけど、

プランナーさんありきで物事が進む業界という認識の私としてとんでもなく驚いた。

私は、結婚式は究極のプライベート空間であるべき、と実はそんなふうに思っている。

だって人生の節目っすよ?そこにスタッフのエゴはいらないって思うんです。

おふたりがその日に何をしたいか、何を伝えたいかってことが本当に大事なこと。

今回ご自身たちでほとんど用意したおふたり家族の結婚式は本当素敵やった。

極論、私おらない方がいいかな、とか思うくらい家族や近しい人たちの温かい繋がりを目の当たりした。

らしさっていう言葉を使うのは簡単やけども、これまでの人生を送ってきた「おふたりらしさ」ってのが見えた気がした。

結婚式を仕事にしている私らは、頭に浮かぶ想像を遥かに超えた、とてつもない大きな仕事をしているんやね。

この日はおふたり家族にとって本当に大事な一日になったやろうなと思う。

私が見てそう思うくらいやから、それはもう、ねえ?