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EDAPHOTO

関西人はどこに行っても変わらないと言いつつも、その場の環境にはしっかり順応できちゃう

Atsuya Erika
Around Ryogoku

タイトルにある話、私たちは関西で育ったが故の地域性を持っている。

土曜日は新喜劇を見て、日曜日にはZAIMANという漫才番組を見て育った。

ボケとツッコミという話の概念、オチやらノリやら、テンポが大事。

「あれ」で様々な事柄を伝えている関西の社会人も少なくはない。

やっぱり関西人は血が濃いのか、関東に行くとソワソワするし、人によっては対抗心を燃やすし、

「ウケる」って言っている関東人を見ると「ほんまか?」と聞きたくなる。

やからか関東に行った友達がどうしているのか心配になったりする。

楽しくやっているのかな、東京にかぶれて標準語になっていないかな。

私の京都在住の友人に至っては、東京にある本社人員とのリモートワークによって標準語が移ってしまったほど。

そんなパターンは稀やけども、東京に行くとなんかあるんやろうなあ、こわあ、ってなってる。

今回撮ったおふたりもそんな関西出身の東京在住夫婦。

はてさてどんな感じかしらと話してみると、まああああ関西人で、ずぅっと喋りながら撮影していた。

こんな人もいるんやなあ、職場とかでも変わらず関西スタイルですか?と聞いてみた。

「職場では関西弁は喋りまへんねん」

なんと驚愕の事実。やけども理由を聞いてみて納得。

「関西弁で喋ると、え、関西弁!大阪出身なんですか!?

ってノリが絶対できるから、初対面の度にそれはもう流石にめんどいんですわ」

とのことで、ああなるほどなあと腑に落ちた。

私らも広島のじゃけえや博多のバイやタイなんか聞くと「方言やん!」ってなるもんな。

ということは今までそういう思いをさせていたんかと思うとなんか申し訳なくなった。

大阪って、地方なんやなあ。