PHOTOLOG

EDAPHOTO

”オシャレ”という言葉には本当惑わされるからもうあんまり使いたくないなあ

Yuusuke Suzuna
Miyazaki no Hana

最近は自分の写真の価値を改めて考えることが多い。

”オシャレ”という定まらない概念に惑わされがちなクリエーション。

写真も多分に漏れず「エモい」や「やばい」という表現で終わることが多いなあと感じる。

でも私は私が撮る写真にはそれ以外の価値があるんじゃないかと考える。

光と影を駆使して一見して”オシャレな写真”に見えるかもしれない。

そこは自覚あるし、クオリティに対する最低限の自信はある。

しかし撮影中、それに没頭しているわけではない。

”初めてEDAPHOTOをご利用頂くお客様”の前におふたりは”初対面の人”なのや。

ということはいきなり「オシャレな写真撮りまっせ」といくには私にとってはなんと違和感があるわけ。

まずは初めまして、どこから来たんですが、今日の服オシャレですね、

スポーツをお好きなんですか、日本シリーズとか見てます?

昨日のNBA芸人おもろかったですよね、もう年末も近いですねえ、寝正月とか最高ですよね!

とかすいませんめっちゃ適当な会話ですけど、例えばこんなこと話しながら関係を築いていくのが先やと思うんです。

その先にはお互いの関係が見える自然な写真が撮れると信じています。

私はそうやってやってきたつもりやし、これからもそうするつもり。

「笑ってください」と言われて撮った笑顔、そうやって築いてきた自然体の写真。

どっちが思い出に残るか考えると、私の答えは自ずとそれです。